数年前、某レンタカー屋で数ヶ月アルバイトをした。運転が好きで、若いうちにするなら最高のバイトだと思うし、現行の車(主にコンパクトカー)の乗り心地の違いを知ることができるのはメリットに思う。そんな中でヤ⚫️スという車が現行のコンパクトカーの中では最低な車なことに気づいたので、備忘録として書いておきたい。
ヤ⚫️スというあまりに酷いクルマ
レンタカー屋で働くと色んなコンパクトカーや軽自動車を運転することになるのだけど、1番収穫だと思ったのが、1番台数が多くて人気のヤ⚫️スというクルマが圧倒的に乗りづらいということ。人気だから、人が沢山褒めているからと脳死でモノを購入することは非常に危険なことだと、このクルマが売れている状況をみて強く思う。この車はTOYO⚫️Aの汚点、害悪。量産してしまった欠陥品をあの手この手のステルスマーケティングで車にあまり知識が無い人へバンバン売りつけている。自分も細かい知識はゼロなんだけど、それでも他と乗り比べればわかる欠点の多さ。結局比べるということは大事だ。人も車も比べなければ良さにも気づくことはない。
視界狭し、座席狭し、ルックス悪し
この車の最大の欠点だと思うのはとにかく視界が悪い、死角が多いということ。座席側から窓に向かって何故か高くなっていくダッシュボード、Aピラーが太すぎる上に三角窓もないため左斜め前方が思い切り死角になる。さらには後ろの窓が傾斜している上かなり小さい。大きい車に乗って鍛え抜いた車幅感覚も、このクルマの前では無力。今どきよくこんな車を出せたものだ、事故を起こせと言っているように感じてしまう。よく事故っている車と言えばプリウスだが、あれは小さすぎるギアに問題があると思う。老人も多く乗る車なのにギアが消しゴムみたいに小さいせいでギアのご入力を起こしやすい。対してヤ⚫️スはせっかく小ぶりで小回りが効くはずなのに視界が悪すぎて右左折やバック駐車にもストレスがかかる。唯一のメリットを自分で捨てていくスタイル。縛りプレイを強要する下劣なサディストが作ったクルマじゃないのか。そしてトドメに容姿も悪い。親しみのわかないサソリのような外観、可愛げの全くない目つきに品のないテールランプ。ありえないを素晴らしいに変えてしまうのがトヨ様商売の力なのか。
良かった車「ソリオ」「フィット」「アクア」
正直ヤ⚫️スに比べれば他の車は全て良い車になってしまうのだが、現行のコンパクトカーで乗り心地がいいなと思ったのはソリオ、フィット、アクアだ。特にソリオとフィットの視認性は素晴らしい。どちらも乗り込むと座席が高めに感じるしダッシュボードもフラットなので車幅感覚を非常に掴みやすく、後ろの窓も大きいのでバック駐車もノンストレスだ。これらこそ快適で安全なクルマと言える。この辺の車を購入検討している人がいるなら、とりあえずヤ⚫️ス以外を選んでおけば間違いない。どれも良くできているし燃費も申し分ないはずだ。
レンタカーで乗った車
バイトの場合、仕事は基本的にレンタカーの配車と引き取り。そしてちょっと面倒な洗車と主に3つだ。配車の場合はお客の自宅またはディーラーへ、店から運転して届ける。帰りは電車やバスで店に戻る(場合によっては直帰)。引取りならその逆だ。運転好きならこんなに楽しい仕事はない。勤務中のほとんどを運転して過ごすことができる。ただ面倒なのが洗車だ。なんといっても洗車だ。ボディ、窓、車内をかなり綺麗にしないといけないから結構骨が折れる。特に窓は水垢なんかが残るとクレームに繋がるから丁寧にやらないといけない。でも色んな車を間近で見て触れて、良いところや悪いところに気付けるのはメリットだ。今後自分の車選びの参考になること間違いなし。
自分の感覚を信じること。
人気が高いから良い、友達が薦めるから良いと自分で考えずに購入に至るのは、当たり前のことだけど危険だ。人の意見も大事だが、自分で試してみて直感的にどう感じたか。それを大事にするべきだ。ネットでレビュー評価が高いからと脳死で買ったいるとステマの格好のカモになってしまう。今のネット社会、一つの意見がとんでもないスピードで拡散する。著名人や影響力の高い人が言えば、間違いでもあたかも真実のように知れ渡るのが現代だ。だからこそ、自分の感覚、自分の勘も信じて生きていくことが求められているのだろう。