最近始めてオナクラというものに行ってみた。池袋の路地裏にある怪しい店だが、どうやら人気店らしく、値段の割に女の子の顔が良いということで常連も多いらしい。
ものは経験、そんな義務感と仕事終わりの疲れたテンションで、きづいたら何故か池袋にいた。スマホで調べると周辺にその類のお店はいくつも出てきたが、一番Googleマップで評価が高いから、ボッタクられないだろうその店に決めた。
そういえば昔、矢沢永吉のメンバーがヤバいキャバクラに入って金が払えず2階から飛び降りて逃げたとか言う話があったような、無かったような。
路地裏の一角、汚い階段を3階に上がると太ったYシャツハゲが出てきて、ハリのある声で「ここは手コキ専門店になります!お触りとかは一切なしになります!」と丁寧に説明してくれた。真剣な顔で手コキ専門店って言うからすっごくシュール。こんな場所に来ちゃってる自分も大概にシュールだなと思ってしまった。
とまで書いてきて思い出したけど、今回は風俗体験記を話したいわけではない。キャバ嬢と風俗嬢の顔に共通点があるという話をしたいんだった。風俗体験記は違う時にでも話そうと思う。
お水っぽい顔ってのがある
昔から感じてたことなのだけど、風俗嬢やキャバ嬢、スナックのママとかって割と似たような顔をしていると思うのだ。簡単にいうと「良く言えば幸薄そう、悪く言えばどことなく口裂け女っぽい」ってところ。可愛いし綺麗なんだけど、どこかに虚無と気持ち悪さが混在している(いや、気持ち悪いなんて言ってごめんなさい、いつもありがとうございます)。
ん〜、うまく表現できないけれど、美人ゾンビというか、正気が抜けている感じというのがあるんですよね彼女らって。そりゃハゲ散らかして汗臭い、メガネでデブの吐瀉物みたいな男と毎日接していたら正気が抜けるのも納得なんだけど、生まれながらにそういう職につく運命めいたものがあるのだとしたら興味深いとふと思った。これは悪い意味で言っているわけではない。
唇が薄い
僕が見てきたキャバ嬢と風俗嬢って殆ど唇がかなり薄い。そんで歯が小さい、トウモロコシみたいに。口元がとても上品なのだ。口元がゴリラみたいな、例えば西野七瀬みたいな顔したキャバ嬢や風俗嬢って見たことない。いるのかもしれないけど、多分西○七瀬みたいな顔した風俗嬢はすぐ違う世界に転職すると思うんだ。
水商売の世界でずっと生きていく女の人の顔ってのは、ん〜整形したあとの指○莉乃みたいな顔って言うのかな。それじゃあ生まれつきの顔じゃないじゃんかって話だけど、そういう顔に寄っていくということはそういうこと…というか。なんというか。指○さんも芸能界でうまく行かなかったらキャバ嬢やってたんじゃないかな。
ちなみに僕は水商売寄りの顔が好きですよ。日本人離れした口元の引っ込み具合が鼻をより高く見せ、顔全体に立体感が出て美しく見えると思う。
幸薄そう
よく「幸薄そうな顔」って表現がある。だいたいそういう顔って肌が異常に白かったり、肉付きが無くて頬がコケてたり、唇が薄い顔だと感じる。キャバ嬢とか風俗嬢って、欲にまみれたイメージがあるかもしれないけど顔は非常に無欲で淡白で切ない。仕事をしていないときのオフの雰囲気なんて、得に薄幸という表現が似合う気がする。
そう、なんだか切なくなる顔をしているんだよね。だから彼女らには、昼間で働く人間のような下衆な欲望は無いんじゃないかと思っている。むしろ1番心が綺麗で透明なのが夜の女達なんじゃないかと。仕事に疲れて泥だらけになった男の心を洗う、彼女たちのような神聖な存在が世の中にはきっと必要なのだろう。そしてその汚れを喰らってしまうことで、せっかく綺麗な心が汚れていってしまうのは、非常に皮肉なことであるとも感じる。
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