尾崎豊墓所、狭山湖畔霊園を再訪。

ozaki

所沢の端っこ、東京都東大和市との県境に尾崎豊のお墓がある。周辺には多摩湖と狭山湖、そして西武球場やトトロの森なんかがあるよ。多摩湖周辺の景色が好きで、近くに住んでいた数年前はよく来ていたところなんだけど、まさかアーティストの中で1番か2番に好きな尾崎豊のお墓があるなんて最近まで知らなかった。

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

目立ちすぎない綺麗な墓石に

西武球場付近の道路から、細い道を入っていって、ちょっぴり細くて険しい道を上がっていくと霊園の看板とともに春なら桜のトンネルに出くわす。

ちょうど坂を登り切ったところ、すぐ左に尾崎豊のお墓がある。命日の4月25日の近辺に行けばたくさんのお花や写真が飾られているからすぐに気づくだろう。

墓石の真ん中の黒いところには「生きること、それは日々を告白してゆくことだろう」と、アルバム放熱への証のキャッチコピーが刻まれてる。

今回は命日の10日以上前に行ったのでお花はまだ控えめ。とはいえそれでもこれだけのお花をおそらくファンが持ってきているのだから考えてみたらすごい。

これは1年前(2023.5.2)に行ったとき。命日の数日後だったのもあってかなりのお花と写真が供えられていた。
ipadで初めて描いた絵をもってきた

あんまり変なものをおいていっても、お墓の人が片付けるのだろうから迷惑かと思いつつ、最近ipadで描いた渾身の尾崎豊を飾らせていただいた。昨年はたくさん写真も飾られていたので大丈夫かなーと。この辺はこっちのエゴなんでなんともね。

美しさと、どこかこわさの残る場所。

この辺りは晴天の日に行くととにかく景色がいい。吸い込まれそうな青空と木々やその香りに抱かれて、良い意味で死にたくなってくるところだ。橋の上から眺める多摩湖も空とのコントラストで非常に麗美。でもこの辺りはどこか物悲しさというか、ちょっぴりこわい何かを感じるようでもある。その不思議なものを帯びている所が、何度来ても感動してしまう理由かもしれない。

実際近くに心霊スポットがあったりもするのだけど、そういう後付けされた知識が理由か、本能が感じるものなのか、この歳になってくるともうよくわからない。ただ少なくとも自分は、この辺はパワースポットと呼んでもいい場所だと思っている。なんとなく、サザンの歌に出てくる「古の風吹く杜」を思い出させるような場所。どこか物悲しさとちょっぴりの怖わさを、自然の美しさがつつんでいる感じ、上手くいえないけど。「ざわめく木立にかくれた、不思議な気配に戸惑う、この街に降り立つ日から」同じような感覚をどこか覚えるのである。

近くに西武球場があるので、野球観戦に来る人は多いと思うけど、電車で来た人も車で来た人も、時間に余裕があったら近辺を歩いてみると独特の雰囲気を堪能できると思う。

いやはやしかし、1年前に尾崎豊墓所に行ったときの自分のページを見返したらほとんど同じことを書いていた。いや〜進歩してないなぁ

コメント

タイトルとURLをコピーしました