左利きでも使いやすい!「コピックマルチライナー」を使ってマルチにラインする。

左利き
左利きでもすんなりかけてノンストレスなコピックマルチライナーを推す、というか知ってほしい。もう知ってる人は出ていって。
左利きには水性インクが良いと思う理由と、マルチライナーのスペックの高さとコスパの良さを伝えたい。

引いて書く右利き、おして書く左利き。水性インクなら左で書くデメリットを緩和できる。

そもそも、字というのは右手で書くように出来上がっている。右手ではペン先を、基本的に引いて書くのに対して、左手ではペン先を押して書くことになります。引いて書く場合ペン先に負担はかかりませんが、左手で書くとペン先をガリガリと押して(彫刻刀で木を掘るように)書く状態になり、ペン先に負担をかけます。
これが「左利きにボールペンを貸すと壊される」なんて言われる理由です。まぁ実際壊されるんですけどね。
このガリガリ押す感じが手にも伝わってきて、書く紙にもよるんですが、すごく不快に感じるときがあります。大袈裟に言うと黒板を爪で引っ掻いてるような。

なので左手でストレスなく書く場合、押して書いても出来るだけ滑らかにペン先が滑って、インクが出てくれないといけません。左で書く私が色んなペンを使ってきた中で、書きやすいと思ったのは殆どが水性インクのものでした。しかし水性インクの弱点は水に弱いこと。書いたところに水が垂れたりすればにじんでしまい、横書きの場合には左利きの人は、書いたそばから手で字を汚していってしまいがち。

本来コピックは絵を書く様なのだけれど、左手で字やお絵描きをする私にとっては、普通の油性ボールペンなんかだと書く際にどうしても引っかかりが生じるので、水性インクでなるべく滑りがいいものであったほうがノンストレス。マルチライナーは耐水性がありインクがそうそう滲まない上、水性顔料インク故に書き味も良く「なんちゃって筆文字」が書けるのがとても良い点です。
そして筆圧さえ調整してやれば、そこそこ「それっぽい字」を書いていくことができます。

絵にも、字にも、プラモデルのスミ入れにも。

マルチライナーと謳うくらいなので、マルチにラインすることを想定されて作られている。基本的には漫画やイラストを描く用で、あとはプラモデルの墨入れにも利用されている。らしいよ。
プラモデルは作らないし、オタクにウケる女の子の絵も描かない(描けない)私は、これをあえてペン字に使う。マンガ・イラストに適しているのもあってか筆圧の調整で筆文字風に書けるのが本当にgoodなの。

マルチライナーはペン先が丸く、頑丈めに出来ていて、かなりの筆圧を加えても壊れることはありません(但し太さ0.5mm以上に限ります)。

マルチライナーの色々

コピックマルチライナーcobalt(コバルト)0.5mm。この色が1番気に入っていて、もう何本目かわかりません。ブルーじゃなくてコバルトって名前がクールなんだよね。 他にもラベンダー(紫)やらオリーブ(緑)やら、粋な色が全10色あり、濃さも0.03~1.00mmと幅が広いのも魅力。ただワイン(深い赤)に関しては発色も微妙で赤の色も黒っぽく、どこに需要があるのかわかりません。もう少しハッキリした赤だったら良いのにと思ってしまいます。

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