左利きでもペン字が「ある程度」上手くなった!(重要なのはお手本を絞り、つづけること)

左利き

左利きの自分が、4年独学で字を練習していたら、ちょっとは上手くなったという話です(当たり前ったら当たり前だけど)。その話をダサく真面目〜に書くだけなので退屈だと思います。あまり読んでも徳はないかもしれません。きっと読まない方がいいと思います。

ペン字
現在の字。
  1. ただただ真似てきた
  2. 参考にするお手本は少なめにしたほうが良さそう
  3. 一番難しいのは継続すること

4年といっても猛練習など全くしておらず、暇なときにお手本を見ながら真似してゆる〜く書いていただけ。
でも最近は、ありがたいことに人に褒められる機会も増えてきたので、そろそろ誰かに「左利きでも少しは字が巧くなるかもよ」ということを伝えたいなと思いました。正直まだまだ下手くそなんですけど。

1 ただただ真似てきた

守破離というように

書道をはじめ、剣道や茶道と、「道」がつく芸道のなかに「守・破・離」という考え方(修行における段階)があります。簡単に言うと。。。

「守」①の段階では自分の師匠の教え(手本)をひたすら真似ていくこと。

「破」②の段階では他の手本を学び、考え方や方法がいくつもあることを知りながら自分がそれまで学んできたこととの差異を知る。

「離」③の段階では①での自分の師匠の教えを極め、②での他の教えも深く学んだ上で、自分なりのやりかた「独自性」を創造していく。

きっとこれはどんな生活、どんな仕事の中にも当てはめることができると思うけれど、きっとかなり難しい。

はじめの頃は、図書館でペン習字の本を適当に借りてきて、それを真似して書いていました。      暫くして、インスタグラムにとっても綺麗でクールな字を書いて投稿している女の人を発見。その人がペン字の本を出版されていたのでそれを一冊買い、以降はその書風を真似して書き始めました。

ですが真似して書いているうち、その人の字は美しいけれど何となく癖があって、なんだか我が強そうに見えるのが気になってきて、以降は参考程度にすることにしました。名前は出しませんが有名な人で本当にカッコいいペン字を書く人です。僕の感性がおかしいのだと思います。

そして行き着いたのは「行書体 お手本」と検索すると最初に出てくるお手本サイト(どんな字を入力しても楷書体・行書体に変換できます)。
コレが一番自分の理想に近いことに気づきました。調べたい字がすぐに出てきてくるのがかなり便利でありがたい。今はこれが有料にならないことを願うばかりです。

それからはずっと、手本を知りたい漢字が出てきた時はこのサイトだけを参考にして書くようになりました。なので今の自分の書く文字は、多分このサイトの字に似てきていると思います。


2.参考にする手本はなるべく少なめにしたほうが良い

今まで色々なサイトや本で、他の人の字を見てきて思ったのは、それぞれ書風(書体?)がけっこう異なり癖もあるということです。
もちろんそれら書体(癖)は悪いと言うものではなく、その人らしさや武道でいう流派みたいなものです。自分は興味ありませんが書道の世界でも流派的なのがあったはずです。

なので字の上達を目指すなら、書き始める前に参考にするサイト等を絞るのがお勧めです。
いろんな人の字を見すぎると、混乱してきてどの書き方を目指せば良いのかわからなくなってきてしまいます。

カチッと硬派な感じで描きたいのか、フワッと少し丸みを持たせて女性っぽい字を描きたいのか、好みによっても変わるかと思います。
先に「目指したい雰囲気」を明確にして、参考にする資料を絞っておくと良いかもしれません。


一番難しいのは継続すること

どんな物事の上達を目指す上でも共通することかと思いますが、結局のところ一番むずかしいのが継続することです。
三日坊主なんて言いますが、3日とはならずとも数ヶ月〜1年未満で飽きたりめんどくさくなって辞めてしまう人が殆どでしょう。

他人に評価されるレベルになるまで続けるというのは想像以上にむずかしいです。


多分継続するコツはめんどくさくてもかったるくても、その中に少しで良いからなにか楽しみを見つけることです。少しの楽しみでいいから生み出せればそれはきっとモチベーションになると思います。

あくまで自分の話ですが、字が上手くなりたいと思った時からインスタグラムへ書いた字をアップしていました。すぐに飽きたり諦めるのが日常の私ですが、今思えばインスタのおかげで三日坊主にならずに済んだのだと思っています。
いいねがついたり、ごく稀にでもコメントをもらえることは、自分が思っている以上に励みになりました。褒められて伸びるタイプなので、温かいコメントを貰えた時は俄然やる気になりました。

昔のあまりにもヘタクソな自分の投稿を見ると消したくなるようなものばかりですが、それをみるとなんだかニマニマしてしまいます。
何よりも「この頃よりうまくなってる!」と上達が実感できますし、昔の自分が可愛く思えてきて、もっと上手くなろうと思えるのです。

別にInstagramなんかじゃなくても、今できる精一杯の字を書いて、それを写真か何かへ納めておくと後々上達が実感できて楽しいと思います。

ローマはなんとかにしてなんとかと言うように、だいたいの事は簡単には上達しません。
初めにどうして字が上手くなりたいと感じたのかを思い出して、楽しみをみつけながら続けていくとうまくいくとおもいますよ。



最後に。
自分がインスタグラムに載せてきた今までの字の変遷、少しずつマシになっていってるのが伝わるといいな❤

いちばん最初にインスタグラムに投稿した文字。これでも当時は何度も書き直して「かなり良く書けた」と意気揚々と投稿したのを覚えています。コレ↑を載せるときに意気揚々としていたんですから、成長の実感とともに、自分が未熟なことに気づかないということの「愚かさ」を感じます。
練習を初めて4ヶ月、まだまだぎこちなく今にもズッコケそうな字。
練習を初めて半年ちょっと。どんな物事でも伸びが1番感じられるのがこれくらいの時期かもしれませんね。
インスタグラムに200回目の投稿をしたとき。スランプというにはあまりに練習が足りていないのですが、この頃は1番ヒドいクセ字になっている気がします。
練習を初めて1年ちょっと。運転免許を取った勢いで意味わからない文章を投稿した2年半前。
現在。

途中からは大した変化はなく見えるかもしれませんが、少なくとも最初の頃にくらべたら自分の中では大分マシになったと思っています。続けていると当時の「その時できる精一杯」が、あとから見るとあまりにヘタクソで可愛らしく見えてきます。これが成長を感じるということなのだと、これまで何にも興味を持てず何ひとつ続けてこなかった自分ははじめて感じています。この1つの物事だけでも、自分の成長を感じられたことは自信になりました。

少しでも興味のあることを見つけてみること、そしてそれを継続すること。それはとても意味がある行為で、それそのものが上達するだけでなく人生の糧になる様々な発見を得ることができると私は信じています。

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